1月23日、①14:00〜15:40 ②18:50〜20:30 奈良県平和委員会主催で上映が行われました。夜の上映の受付と上映後のサプライズ企画・恵庭裁判の実際の弁護団の一員であり、この映画にも出演の内藤 功先生へのインタビューを担当しました。
「それは通信線切断からはじまった・1962年(S37年)12月1,1、12日北海道恵庭町 陸上自衛隊 島松演習場」
「恵庭事件」近くで酪農を営む野崎牧場の兄弟が通信線を切断した。長年戦闘機や大砲の騒音被害を受け、牛の乳量が落ち、家族の健康が損なわれ、約束が守られなかったことからやむにやまれぬ実力行使だった。国(検察)は自衛隊法121条「防衛の用に供する物」で起訴。自衛隊の公然化を国民に突きつけた。
「恵庭裁判」札幌地方裁判所で、3年半、計40回の公判が開かれた。被告と弁護団は自衛隊と自衛隊法は憲法9条に違反すると主張。裁判所は1967年3月29日判決(辻三雄裁判長)で「被告は無罪」としたが、自衛隊の憲法判断は回避、「肩すかし判決」と言われた。50年後の今、「自衛隊と日本国憲法」がと問われることとなった。(映画のチラシから)
この映画のナレーションをされた仲代達矢氏の言葉
飯塚さん(監督)の作品づくりの裏には綿密な調査や地道で果てしない取材がある。恵庭事件を扱った今回の作品でもドラマ部分の台詞の為に全ての公判記録をつぶさに調べつくし、膨大なインタビューの末、核心に迫る重大証言を得ている。その覚悟と努力が画面に結実し「恵庭事件」という戦後の一場面の意味を今に問う力のある映画に仕上がっていると思う。
憲法が変えられようとしている今、多くの人に観ていただきたい映画でした。改憲、絶対許すことはできません!!「安倍改憲NO!3000万署名」を頑張りましょう!
内藤功氏へのインタビュー